SNS マーケティング -アメリカ国内の実例紹介-

SNS マーケティング – アメリカ国内の実例紹介 –

先日、アメリカ国内のSNSの位置づけとその背景について書きました。

本日は実際にSNSを通じて、どのようなプロモーションが行われているのか、いくつか実例をご紹介しながらお話ししていきたいと思います。

 

Chiquita × Shazam | Behind the Blue Sticker

Chiquita

まずご紹介したいのが、今夏実施されたバナナブランドと音楽認識アプリの連動企画です。

実施したのはアメリカでは有名なバナナブランド、Chiquita(チキータ)。

日本ではあまり馴染みがないと思いますが、こちらアメリカではあのDole(ドール)と同じくらいの知名度があるブランドです。

そのChiquitaがプロモーション手段として数あるSNSの中から選んだのがShazam(シャザム)。

街中やラジオから流れる音楽を聞かせると、その曲情報を知らせてくれるという音楽認識アプリです。

このShazam。非常に便利で私も携帯にインストールしていて、ラジオやTVCM、TV番組のBGMなどで気になる曲がかかると良くShazamおり、曲を聴かせるとほんの数秒で曲名、アーティスト名、歌詞などの情報が表示されるほか、YouTubeやiTunesとも連携しているので、MVが見れたり、その場で曲を購入出来たりします。

日本のApp Storeでも無料配布されているようですが、日本での普及率はどれくらいなのでしょう。ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただきたいです。

そんなShazamをChiquitaがどのようにプロモーションに活用したか。

それはShazamの読み取り機能です。

Behind the Blue Sticker(青いステッカーの向こう側)と名付けられたこのキャンペーンでは、バナナ一本一本につけられた小さなラベルシールに“Scan with Shazam”というメッセージと共にQR機能が付いたコードが付けられました。

一件何の変哲もないこのステッカーですが、バナナを手にした買い物客が自らのShazamでそれをスキャンすると、バナナが作られる過程や農園の紹介ビデオなどが見れるという仕組みです。

2018年夏7月-8月に掛けて期間限定で行われたこのプロモーションは、農園から消費者の手元に届くまでの流れを5つのビデオに分け、第一週は農園の紹介、続く週は収穫、品質管理―出荷、運搬、教育といったように、週ごとに展開を追って順次閲覧できるシステムで、食品の安全性や品質管理が求められる時代にあった施策だったと言えます。

また、スーパーマーケットでバナナを手にした瞬間、片手に持った携帯ですぐにスキャンして動画が見れるというライブ感とインスタント性という現代のSNSトレンドにも非常にマッチした施策であることも見逃せません。

私も実際にChiquitaのバナナを手にし、全ての動画を再生しましたが“素晴らしい”の一言でした。

動画の全貌はChiquitaの公式YouTubeチャンネルで見ることができます。

Chiquitaウェブサイトでは過去に実施されたラベルキャンペーンの歴史も見ることができますので興味がある方はぜひ。

 

 

 

 

McDonald’s × Snapchat | Snaplications

MacDonald's Sign

続いてご紹介するのは、マクドナルドが実施した新世代の求人スキーム “Snaplications(スナプリケーション)” です。

このSnaplication、どういったものかというと、若者世代を中心に爆発的にウケているSnapchat(スナップチャット)を利用した求人キャンペーンで、その若者の新規雇用創出を目的に仕掛けられた施策です。

こちらでは応募書類などのことをApplication Formと呼び、SnapchatのSnapとApplicationを掛けたキャッチ―な造語も若者の関心を引いた要因でしょう。

本施策でMcDonald’sはSnapchatに10秒間の動画を掲載。その中では様々なポジションで働く従業員たちが各々の業務を紹介しています。

動画が終わるとユーザーは画面をスワイプするだけで、特設エントリーページに遷移することができる仕組みです。

この施策が実施された2017年の夏、McDonald’s USAでは全米で計250,000を超える新規雇用獲得を目指しており、その半分以上が16-24歳であること見込んだうえで、その世代に適したSnapchatというプラットフォームでの本施策実施を決めたとのことです。

実はオーストラリアで先行実施されたこの企画。アメリカでも実施が決まった際はニュース番組でも話題になりました。

 

 

 

 

Domino’s × Emoji | EMOJI ORDERING

SNS Example Domino's

最後にご紹介するのは日本でも有名なピザチェーンのDomino’sが導入している変わったオーダーシステム。

SNSからは若干ズレるかもしれませんが、これも非常に話題になりました。

それはピザの絵文字を送信するだけで自宅までピザを届けてくれるシステム“EMOJI ORDERING”です。

これにはドミノ・ピザのサイトで事前にクレジットカード情報やお気に入りのピザトッピングを登録しなければなりませんが、いったん登録しておくだけで、いつでも絵文字一個で手軽にピザが宅配されるので非常に便利です。

アメリカでは昨年「The Emoji Movie」という題名の映画が公開され、Emojiという言葉がすっかり定着しました。

私も数回利用したことがありますが、料理する気が全く起きないときや、急な友人からのホームパーティーのお誘いなどの時には大変助かりました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ここでご紹介したものはほんの一部ですが、今回リサーチを含め過去の体験を思い返してみても、SNSを用いたプロモーションや施策はその手軽さがゆえにユーザーウケする印象です。

プロモーションやその他施策をする際、SNSの特性、ターゲットの需要やSNS上での行動範囲、使用傾向等を把握し、上手な活用ができればこれ以上の広告ツールはないのではないでしょうか。

本日ご紹介した一例のほかにもご依頼に応じてリサーチ致しますので、アメリカでSNSマーケティングを行いたいという方はお気軽にお問い合わせください。

 

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